教えて！消火設備ごとの特徴・仕組み | 配管工事や設備工事は千葉県千葉市の丸井工業|求人・協力会社募集中

こんにちは！株式会社丸井工業です。
千葉市に拠点を置き、給排水衛生設備工事や空調設備工事、消火設備工事などを手掛けています。
千葉県内に限らず、東京都や神奈川県、埼玉県にて工事に携わってきました。
消火設備にはいろいろな種類がありますが、それぞれの特徴や仕組みについてはなかなか知る機会がないかもしれません。
そこで今回は消火設備ごとの特徴と仕組みについてご紹介します。

水噴霧消火設備

水噴射消火設備とは、燃焼面を霧状にした水によって覆うことで酸素を遮断させる窒息効果と、霧状にした水滴を撒くことによる冷却効果を活用した消火設備です。
スプリンクラーと似た仕組みですが、違いは霧状の水を散水することが可能であるという点です。
水噴射消火設備は、主にビルなどに設置・使用されることの多い消火設備となっています。

ハロゲン化物消火設備

ハロゲン化物消火設備とは、消火剤の主成分である臭素化合物の化学反応を利用して抑制効果を生み出して消火する設備のことです。
負触媒効果を使った消火設備の一つでもあります。
ハロゲン化物消火設備を使用する際に発生するハロンがオゾン層の破壊につながるという懸念から、ハロゲン化物消火設備の生産は1994年に撤廃されました。
しかし、ハロンは高い消火性能をもつことも実証されているため、必要最低限の仕様での設置や再利用は許可されています。

屋内・屋外消火栓設備

屋内消火栓設備の目的は、火災の初期消火であり屋内に設置されています。
水源や加圧式送水装置、配管、非常用電源などで構成された消火設備であり、人が操作することによって消火ができる仕組みです。
1号消火栓、易操作性1号消火栓、2号消火栓、広範囲型2号消火栓に分けられています。
屋外消火設備は、屋外に設置している消火設備のことであり、基本構造は屋内消火栓設備と同様ですが、消火栓起動装置、屋外消火栓、ホース格納庫、屋外消火栓箱も設備に含まれています。
屋内消火栓設備できる段階を超えてしまった場合に、近隣の建物への火災が広がるのを防ぐことが目的の設備です。

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